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■■■ 読み物形式にしました。お忙しい方はスルーして下さい ■■■

■ ラーメンな話
■ おでんな話
■ カレーな話
■ 牛皿の話
■ もつ煮込みなべな話
■ 牛スジの一週間煮込みな話
■ 税込600円定食の話

ラーメンな話
当初、ラーメンの予定はありませんでしたが、業務用も含め、旨い叉焼(煮豚)が売ってなかったので自分で作って食べていたから、定食にも叉焼中華スープを出していたところ、このスープでラーメンが食べたいとのリクエストを多く頂き、それならと、初老の私が食べたい昔ながらの醤油ラーメンを出そうと決めました。
そりゃ若い頃の私は、背油チャチャチャの豚骨ラーメンも食べまくりましたよ。横浜の本家は勿論、千駄ヶ谷、虎?の環七、夜中に車飛ばして食べまくりました。しかし、年ですな。今でも通ってるのは、本店が鮫洲の豚骨ラーメン、もう40年近く通ってます。昔に比べ、ちょっと味が落ちた気がしますが、それでも一番旨いと思ってます。
麺は手打ちなんかとてもとても無理で、業務用の麺を色々検討した結果、結論、なんと家庭用が一番相性が良かった。。。ここで書いてもイイんですけど、日ごろから売り切れが多いので書くのはヤメておきます。スープは叉焼の味付け前の煮汁をベースに、和の技法を用いています。土浦の頃は中国の方が良くいらっしゃいました。入って来てメニューも見ずに、「ラーメン!」、黙って食べて黙って帰る。毎日入れ替わり立ち代わりいらっしゃいましたね。。。なぜか親子三代の中国人観光客も来て、日本語がまるで通じず苦労しましたね、お父さんだけが英語が通じたので中学生英語で何とかなりました。中国語のFacebookのお知らせが来るので、あちらで話題になってるのでしょうか。。。
ま、麺は2/3玉と言え、手作り叉焼が乗って税込250円のラーメンですから限界はありますが、海の家で頼んだラーメンが意外と旨くてビックリ!みたいな感じですね。
しかし、叉焼の煮汁をベースにしている訳ですから、仕込みに限界があります。では、豚骨も何とかしようと、今度は牛皿の上澄み脂をベースに豚骨スープを作ったのですが、やはり評判になるにはチャチャチャが必要かも知れませんね。やらないつもりですが、考え中です。お客さんも、豚骨にも出来ます!なんて案内すると、そんなものはその辺のラーメン屋に任せておけ!俺はここの醤油ラーメンを食いに来るんだ!なんて怒る方もいらっしゃって、相変わらず醤油ラーメンが良く出て元の木阿弥です。
結局、スープが間に合わないのでリクエストが多かった叉焼丼を始めました。脂が多いので、サイコロ状に切って甘辛のたれで仕上げたので、白米に載せるのがベストです。でも、今度はチャーシュー丼が良く出て煮汁が溜まって行ってます。この煮汁は旨味の塊なので、また何か考えないといけませんね。
以前、肉じゃがに仕上げてたんですが、某東京のテレビ局のアナウンサーのSNSで話題になってましたねぇ。店には来ませんでしたけど。。。茨城じゃ遠いですからね。肉じゃがの為だけじゃ。。。

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おでんな話
私は、おでんも好きなんですが、なかなか旨いおでんがありません。毎回おでん屋に行く訳にもいかないし。。。汁が旨けりゃ、チープな具でもイケるんです。どうせチープついでだ!無料にしてまえ!ってな訳で土浦では出してました。つくばでは封印していたのですが、当店のおでんを楽しみに遠くからいらっしゃる方が多く、これは遺憾!ってな訳で、また始めました。
たまに入れるイケてる具は、賄いで楽しもうと下の方に隠しておくんですが減ってくると、「あ、タマゴ入ってるよ!!」なんて、お客さんが叫ぶと、あ!っと言う間に無くなります。悲しい。。。妻ははんぺんが好きなんですが、はんぺんはダメです。浮いちゃいますから。。。
無料サービスなので補充はしません。無くなったら終わりです。毎日、最低限12時までは無くならないようにはしてますが、無かった場合は申し訳ありません。良く、レシピを聞かれるんですが、簡単ではありますが企業秘密って事でお願いします。ちょっと発想の転換をすればオーケーですよ。。。
買って帰りたいとおっしゃるお客様もポツリポツリといらっしゃり、チープなおでん具材で食卓を飾らせるのは忍びなく思い、一時期当店特製のおでんの素を1L250円で販売していました。現在はメニューに載せていませんが、遠くから買いにいらっしゃるお客様が数人いらっしゃるので用意はしてあります。スーパーでお好きな具を買ってきて、コトコト2時間、当店のおでんが出来上がります。

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カレーな話
高校生の頃、カレー屋を一軒任されて行列店にした経験もあり、家で作るカレーには凝ってましたが、外では某日本一のカレーチェーンで満足していました。しかし、時期的には大手資本が入る頃、全国に増えだした頃には満足出来なくなり行かなくなりました。
カレーも仕込みに時間がかかるので、土浦では単品をメニューにしていなかったのですが、つくばでは厨房が広くなったので単品復活です。。。いくら旨くても、具が無いのは寂しいので、ブランド豚のモツ一頭買いしている仕入先からカレー用カットを分けてもらい、別調理でトッピングしています。アナウンスしていませんが、これも隠れ日替わりなのです。。。カレー粉と日本酒で三日三晩低温調理すると、最後は豚肉も箸で持てないほどトロトロになります。。。トロトロになる前も旨いですね。ご来店のタイミングによります。お客さんのブログとか見ると、牛肉がトロトロで爆旨!なんて書いてありますけど実は豚肉なのです。
商売的には、某チェーンのようにトッピングを増やすのが正解でしょうけど、老夫婦運営では難しいですね。。。何しろ、開店二か月も経ってるのに看板さえ出してない位で。。。マッタリ、年金程度になればOKですから。。。
茨城の広告代理店の営業さんが、「茨城は、店が立派で、看板が大きければ、味は関係なく繁盛しますよ!」なんて言っていたので、じゃ〜看板無し、ボロ店舗、宣伝一切なしで試しに営業中ですが、なになにお客さんは、どんどん増えてくるではないですか!!茨城をバカにし過ぎ!!でも他府県ナンバー結構多いので当たらずとも遠からずなんですかね。。。仮にも飲食店なので店内は綺麗に心掛けてますが。。。

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牛皿な話
学生の頃、私の体の90%は〇〇家の牛丼で出来ていました。常日頃、紐ではなく、ちゃんとした肉で食べたいと漠然と思ってましたが、今でも味は好きですね。他の牛丼チェーンで牛丼は食べません。他の牛丼チェーンでは、ほぼ、〇家のソーセージエッグ朝食、これは朝食に限らずメニューとして素晴らしいですね。味はそれなりですが、完成形じゃないかと。。。税込400円で味を語るのは違反ですよね。
茨城に家を買ってから週末だけ来ていましたが、ふと食べたくなる牛丼、でも一番近い店舗が車で30分以上かかります。これは牛丼を作らにゃならん。。。てな訳で研究。。。紐はNGなので米国産はダメです。OGビーフ以外に選択肢なし。。。目の前が牛丼チェーンなので、価格競争になるのを避け牛丼はメニューにしません。牛丼にしたければ、ご自分でご飯にかけて下さいな。
お客さんで、肉屋の祖父がA5ランクの牛肉で作ってくれた牛丼と同じ味だ!なんて方がいらっしゃいましたが、大げさ過ぎますね。。。てか、勿体なくて出来ませんよ。。。
また、他の商売のお客さんのご要望で、一人前づつ冷凍パックにして冷凍庫常備している方もいらっしゃいますね。。。もつ煮込みは冷凍パックを買いにくる方が多いので常備していますが、牛皿は用意していません。

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もつ煮込みなべな話
当店のモツ煮込みは、国産ブランド豚のモツを一頭買いし、モツのみを煮こんでいます。
最初、こだわり抜いたなべにしたのですが、やはり千円を超えると厳しいです。そこでリーズナブルにマイナーチェンジして提供しております。
安いうどんが入っているのですが、安いうどんだからこそモツの煮汁を吸い込み、濃厚に仕上がります。やはり白米は外せないので、半ライスと共にお召し上がり下さい。

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牛スジの一週間煮込みな話
売値が上がってしまうので封印していますが、当店の味は最初は牛モツで開発したものです。今でもアマゾンに売り切れとして商品が残ってますので検索してみて下さい。しかし牛モツは別にしても、牛スジ程度は出してもイイのではないかと考え、たった一日だけ日替わりで出しました。
その時、注文したお客さんは、正直たった2名様。特別安く出したのですが、やっぱり千円近くのランチは。ちょっと厳しいのかも知れないな?なんて思いながら、いや〜こりゃ旨い!なんて自分たちで食べて終わりました。基本は味噌煮込みなんですが、隠し味として結構と醤油が入ってます。漫画の美味しんぼで、山岡史郎が牛肉に一番合うソースは醤油だ!って言ってましたから。。。また正月にでも仕込んで家で一杯やろうかと。。。
ところが何と、ポツリポツリと新規のお客さんから、「牛スジ、無いんですか?」っと、聞かれる事が多くなった。。。たったの2人しか食べてないのに、驚きです。こりゃ遺憾です。出さなきゃならんでしょう。
ただ今、仕入れルート開発中ですので少々お待ち下さい。レシピを少し公開すると、灰汁を取り去ってから奇麗に水洗いして再度煮込み、煮崩れないように70度で168時間以上煮て出来上がり。出来上がりは、これホンとに牛スジ???っと思いますよ!
キャッチコピーは、吾輩の辞書に「光熱費」とゆう言葉は無い!牛スジの一週間煮込み!で決まりかな。
ついでなので、牛すじビーフシチューも作ってみたところ、こっちのが旨いやないですか!こっちにしましょう。

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税込600円定食の話
老夫婦で運営なので、あまり混むと店が回りません。もうとっくに人生の折り返し地点を過ぎ、たとえパートやバイトだとしても、他人様の生活に責任を持てる歳でもありません。
看板なし告知なしで一年半営業してきて、お得意様も徐々に増えてきましたが、「営業しているのは知っていたが、もっと早く来れば良かった」「毎日一年半通りかかってて気が付かなかった」「気になって仕方なかったんだが怖くて入れなかった」「ネットで調べて来たけど分からなくてUターンしてきた」などと、最近は毎日のように言われる始末。自分でさえ朝、通り過ぎた事も何回もあります。出口から入れますが。
還暦近くになり、最近ねんきん定期便なる郵便物が来たので見てみると、やはり劇的に足らない。混まないように混まないように営業している場合じゃない事が発覚。
そこで、そもそもおかずが多すぎる半分半分定食の一品と、大好評の豚汁をサイズと肉増量を組み合わせた、一品とん汁定食なる物の提供を始めました。当店は販促の為の安売りはしませんので、原価率を上げずに、安いと思える定食です。ま、人件費がゼロに近いからですけど。
そんなこんなで、令和2年からは看板出します。コンビニ弁当に毛が生えたような価格なので、お気軽にお越し下さい。

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